キール工法は以下の基準で「劣化の軽減」のチェックを行います。 |
1. |
外壁の軸組等及び土台の防腐防蟻の基準 |
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外壁の軸組等に、通気が確保されているか、耐久性の高い樹種、十分な断面、有効な薬剤処理が行われているかが基準となる。
キール工法
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外壁を通気構造とする |
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土台を「防腐・防蟻処理構造用LVL」として認証されているAQ表示品を使用 |
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地盤面から1m以内を薬剤処理 |
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2. |
基礎の仕様と床下及び地盤処理の基準 |
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基礎の構造や床下の薬剤処理、防湿処理、換気など床下環境が基準となる。
キール工法
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鉄筋コンクリート造のべた基礎又は布基礎で、厚さ60mmの防湿コンクリートとする |
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地盤面から基礎天端までの高さを450mmとする |
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床下換気は4m以内毎に有効面積300平方センチメートル以上の換気口を設けるか又は、外周1m当たり有効面積が75平方センチメートル以上のねこ換気を設ける仕様とする |
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3. |
小屋裏の基準 |
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小屋裏に発生する湿気を防ぐために、換気口が有効に設けられているかが基準となる。
キール工法
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「小屋裏給排気」「軒裏給排気」「軒裏給気、小屋裏排気」の3つにそれぞれ基準を配置 |
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4. |
浴室・脱衣室の基準 |
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浴室、脱衣室の軸組等、床組、防水上有効な措置が行われているかが基準となる。
キール工法
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5. |
構造材等の基準 |
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建築基準法の劣化に関する項目を満たすことが基準となる。
キール工法
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主要構造材に耐久性の強い構造用LVL(キーラム)を使用 |
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