製品案内 キーラム耐震開口フレーム

家作りにおいて、お施主様の希望によりリビングや南面に大きな窓を多数配置するのはもちろん、一家における車の所有数の増加や土地の有効活用のため、一階を駐車スペースにするケースが増えています。このような場合、従来では建物の強度の関係で配置箇所・大きさ等が制限されてきましたが、キーラム耐震開口フレームを使用することにより強度の問題が解決され、希望に沿ったプランの実現が可能となりました。

新築・リフォームともに使えます!

開口部を補強した場合としない場合の強度の差は二つのサイコロを見れば一目瞭然です。さらに、開口部の位置が偏っていると建物全体のバランスが崩れ地震の際に大きくねじれてしまいますので、設計の際には細心の注意が必要です。

 
 
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特長とポイント

キーラム耐震開口フレームは主に窓などの開口部に使用するBOX型と玄関・駐車場などに使用する門型の2種類を用意しています。これを図のように一般の在来工法にはめ込む(ラグスクリューボルトを打ち込む)だけで開口部を十分な強度を備えた壁と同じように扱うことが出来ます。
複雑な構造計算や特殊な技術を必要とせず、さらに部位的に使用できるのでコストも抑えることが出来ます。

 
断面寸法 105×150 断面寸法 105×240

※フレームにはキーラム(木質材料)を使用しているので加工が容易=サイズが自由です

強さの秘密

キーラム耐震開口フレームの強さは、水平方向からの力(地震)に対して発揮されます。

モーメント図をフレームに見立てると、地震の際フレームの角の部分(緑色の部分)に一番負荷がかかることが分かります。

 
BOX型:アラミド接合   門型:アラミド・ボルト併用結合

フレームを接合している緑色のシートはアラミド繊維という鋼板の約5倍の引っ張り強度を誇るもので、これが地震の際に横からの力に対して強い抵抗力を発揮しフレームの破壊(=住宅の崩壊)を防ぎます。

壁倍率

キーラム耐震開口フレームはさまざまな試験機関で強度試験を行い、その強さが立証されています。また、せん断耐力の試験結果を壁倍率に換算した表もあるので利用し易くなっています。
壁倍率は下の技術資料の<新築編:PDFの7ページ〜><改築編:PDFの6ページ〜>をご覧下さい。

技術資料[新築編]
技術資料[改築編]
キーラム耐震開口フレームカタログ
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